Transferwise (トランスファーワイズ) の評判と使い方 【日本・海外の送金方法】

FINANCE

この記事で解決できるお悩み

Transferwise (トランスファーワイズ) はなぜ格安で海外送金ができるの ?
Transferwiseは安全 ? 評判はどう ?
Transferwiseの使い方は ?
Transferwiseの送金をもっとお得にする方法は ?

bizlog-master
bizlog編集長

この記事を書いているボクは、アメリカ留学中に日本とアメリカの間で資金を移動させるのにTransferwise を使っていました。

海外送金をするなら、早くて安くて安全なサービスを利用したいですよね。そんな三拍子揃っているのがTransferwiseです。

今回の記事は、実際にTransferwiseをたくさん使ってきた経験をもとに、これからオトクに海外送金をしたい方を対象にTransferwiseの使い方を解説します。

この記事を読むことで、手数料をほとんどかけずに数日以内に相手国へ送金できる方法が分かります。

それではどうぞご覧ください。

Tansferwise (トランスファーワイズ) はなぜ格安で海外送金できる?

Tansferwise (トランスファーワイズ) はなぜ格安で海外送金できる?
※お急ぎの方は、次のセクション「Transferwiseは安全性と評判を検証」にジャンプできます。

TransferWiseとは

海外赴任や留学で困るのが海外送金ですね。

なんかやり方がよく分からないし、手数料が高そうという心配もあるでしょう。

確かに銀行に手続きを依頼するとかなりの手数料を取られますし、日本の銀行から海外の銀行へお金を異動する間に複数の銀行を通るので時間もかかってしまいます。

しかしそんな状況は2011年にTransferWise (トランスファーワイズ) ができてから一変しました。

この記事の結論から書きますが、海外送金はTransferWiseを使うのが断然おすすめです。
他のサービスよりもずっと速く、しかも格安だからです。

「お金の移動」は英語でTransfer、「賢い」は英語でWiseですが、「TransferWise」はまさに「賢く資金を移動する」ことができるサービスです。

TransferWiseの最大のキモは、「実際のお金は国境を超えていない」こと

銀行による海外送金の場合は、当然ながら日本の銀行のお金を銀行が決めた為替レート (銀行の「いい値」なので実際のレートより不利になっている) で例えばドルに両替して (ここで手数料がとられる)、複数の銀行を経由し (それぞれで手数料がかかる)、そして最終的に海外にある目的の銀行口座に入金されます (海外からの入金だと、「着金手数料」という名前の手数料がここでもかかる)。

ここで見たように、手数料が何重にも取られてしまいますし、ステップが複雑なので時間もかかります。

それに対し、TransferWiseの最大のキモは「実際のお金は国境を超えない」ということです。

TransferWiseはそれぞれの国に自社の銀行口座を持っています。

そのため、例えば日本のTransferWiseの銀行口座にお金を振り込みアメリカの口座へ送金を依頼すると、アメリカにあるTransferWiseの銀行口座から送金先の銀行口座にお金を振り込んでくれるというわけです。

具体的には、トランスファーワイズ・ジャパン口座である三菱UFJ銀行の恵比寿支店の口座に振り込みます。トランスファーワイズにお金が届くと、その時の為替レートで相手国の通貨だといくらになるかが計算されます。その金額を、トランスファーワイズの相手国の口座から自分が指定した口座に振り込んでくれるのです。ヨーロッパではBarclays、アメリカではWells Fargoという銀行にトランスファーワイズの口座があります。

『実際のお金は国境を超えていない』という仕組み、画期的ですよね。

TransferWiseを使う3つのメリット

TransferWiseを使った海外送金には、3つの大きなメリットがあります。

  • 送金が速い: 銀行とは異なる独自のシステムで素早く送金
  • 手数料が安い: Transferwiseのアカウント開設・維持費無料。銀行の最大8倍安い
  • 送金が簡単: 全てオンラインで完結

それぞれ補足します。

送金が速い

複数の銀行を経由せず、実際には国内振り込みだけをやっているので、送金先の銀行にお金が到着するまでの時間は短くなります。

銀行を経由するとおよそ1週間かかるのに対し、TransferWiseだと2-3日ほどで海外送金完了です。

手数料が安い

実際に海外送金しているわけではないので、手数料もずっと安いですし、海外の銀行に振り込まれた時の「着金手数料」もかかりません。

その結果、銀行経由と比べて最大で8倍安くなります。

例えば、この記事執筆時点のレートで20万円をアメリカに海外送金する場合、アメリカで受け取れる金額 (ドル) は

  • TransferWise: 1908.95ドル
  • 楽天銀行: 1887.48ドル
  • 新生銀行: 1882.36ドル
  • ソニー銀行: 1868.49ドル
  • SMBC銀行: 1854.82 ドル

となり、TransferWiseを使うことで54.13ドル (5632円) もオトクに送金できます。

逆に言えば、送金額は20万円なので、銀行経由だと手数料で5%程度も余計に持っていかれているわけです。

TransferWiseのシミュレーションはこちらのページでできますので、いろいろ条件を変えて試してみてください。

送金が簡単

サービスの登録はパソコン・スマホ操作だけで、銀行へ行く必要はありません。支払いは国内口座へ振り込むだけなのでオンラインバンキングで可能です。

また、便利なアプリも用意されています。

TransferWise

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TransferWise LTD無料posted withアプリーチ

日本語サポートあり

TransferWiseは海外企業が運営しているのにも関わらず、その日本法人・日本語サポートが用意されています。

そのため、困った時も日本語で迅速にサポートを受けられるという点も安心です。

Transferwiseは安全性と評判を検証

Transferwiseは安全性と評判を検証
※お急ぎの方は、次のセクション「Transferwiseの使い方【一番オトクな海外送金法】」にジャンプできます。

メリットは大きいというのは分かりましたが、安全性と評判はどうなのでしょうか? 詳しく見ていきます。

TransferWiseの安全性

TransferWiseの本拠地はロンドンで、2011年に最初の送金が行われました。

それ以来、全世界で800万人以上の利用者に支持され、毎月約6000億円が送金されています。

世界中の多くの金融当局に登録されていて、日本では関東財務局から資金移動業者として認可されています。

送金時に振り込んだお金は法務局に保全されており、万が一の場合でも保証されています。

資金管理の安全性は極めて高いと言えるでしょう。

TransferWiseの評判

そんなTransferWiseの評判は、とても好評です。

心配なく使える海外送金方法です。

TransferWiseの登録方法 [クーポンプレゼント中]

TransferWiseでお金を受け取る場合にはアカウントを開設する必要はありません。

送金する人に、自分の口座を伝えるだけ。TransferWiseの口座から自分の銀行口座へ入金してもらえます。

アカウントが必要になるのは、TransferWiseで送金をする場合です。

TransferWiseの公式ページの右上「会員登録」をクリックし、メールアドレスと氏名を入れるだけで簡単に無料で登録することができます。

あるいは、GoogleやFacebookアカウントを使っても登録できます。

なお、当サイトを訪問していただいたお礼に75,000円の海外送金手数料を無料プレゼントさせていただいています。

75000円の海外送金手数料を無料にしてTransferWiseに登録する

Transferwiseの使い方【一番オトクな海外送金法】

Transferwiseの使い方【一番オトクな海外送金法】
※お急ぎの方は、次のセクション「Transferwiseについてのよくある疑問」にジャンプできます。

準備する書類

全体の流れ

TransferWiseを使う手順はこちらになります。

TransferWiseの手順
(TransferWise公式ページより引用)

  • Step1: アカウント登録
  • Step2: 送金金額を入力
  • Step3: 受取人の口座情報を入力
  • Step4: 本人確認
  • Step5: 指定の国内TransferWise口座へ振り込み

これらの手順について、注意点とともに解説します。

TransferWiseの使い方の詳細

Step2:送金金額を入力

ログイン後、まず最初にするのは送金額を決めることです。

受け取り金額を固定して、それに応じた金額を送金したい場合には受取額のところに希望金額を入力すればOKです。

はじめて送金する場合には、個人口座からの送金か法人口座からの送金か聞かれますので「個人口座」を選択し、送金者について入力します。
※ 2回目以降の送金では聞かれません。

Step2:送金金額を入力

Step3:受取人の口座情報を入力

つづけて送り先の銀行口座情報を入力します。
Step3:受取人の口座情報を入力
ここで注意が必要なのは、必ず銀行に登録されているそのままの情報を使うことです。

また、銀行のコード番号はTransferWise公式のこちらのページで調べることができます。

送金目的を聞かれます。「毎月の生活費」などを選んでおけばいいでしょう。
送金目的

Step4:本人確認

本人確認書類 (マイナンバーカードなど) をアップロードする必要があります。

はじめての送金の場合、本人確認は1~2営業日かかるのでゆっくり待ちましょう

海外在住などでカードがない場合には、ここをスキップできます。

Step5:TransferWiseに指定された国内口座にお金を振り込む

指定された口座(三菱東京UFJ銀行の恵比寿支店)に送金したい金額を振り込みます。

備考欄に「Pで始まる会員番号」を必ず入力してください。

振り込み確認次第、TransferWiseから受取人の口座に指定した通貨で振り込まれます。

Transferwiseの注意点

TransferWiseを使う上での注意点は3つあります。

TransferWise に登録している人と、口座名義人はそろえる

TransferWiseに登録している人と、送金に使う銀行口座名義人は同じ人である必要があります。

例えば、子がTransferWiseに登録して親名義の口座から送金するということはできません。

TransferWiseに振り込む時には、振込名義人にPから始まる会員番号も記入する

お金をTransferWiseに振り込む時、誰からの振り込みなのかを分かりやすくするためにPから始まる会員番号を一緒に記入する必要があります。

これをしないと、確認まで時間がかかってしまいます。

1回の送金上限は100万円

個人で使っている限りは問題ないと思いますが、1回の送金上限は100万円です。

もしもっとたくさんの金額を送金したい場合には、複数回に分けて送金する必要があります。

回数制限はないので、1ヶ月に何回でも送金できます。

Transferwiseについてのよくある疑問

Transferwiseについてのよくある疑問
※お急ぎの方は、最後のセクション「【Transferwise (トランスファーワイズ) の評判と使い方】まとめ」にジャンプできます。

Transferwiseをよりオトクに使う交換のタイミング

TransferWiseは外貨との為替レートで取引されるため、当然ながら有利なレートの時に申し込めばその分オトクに送金することができます。

為替レートは刻一刻と動いていて、その道のプロは「外貨が安い時に買って高い時に売る」ことで生計を立てています。

外貨に関するさまざまな情報や、プロによる解説記事を読むことができる専用のサイトの1つがみんなのFxです。

無料会員登録すると、「いま送金するのが得なのか、それとももうちょっと待ってから送金したほうがいいのか」といった、送金タイミングを判断するのに役立つ情報がタダで手に入ります。

サイトに登録したからといって、Fx (外国為替取引) をする必要はありません。ただの情報収集でOKです

もし「なんか面倒くさそう」というのであれば、得られる情報はかなり限定的になってしまいますが、TransferWise公式が運営しているレートチェッカーもあります。

これは、あらかじめ自分が設定した為替レートになった時にお知らせしてもらえるというサービスです。

こういったツールを使えば、ただでさえオトクなTransferWiseをより有効活用していけます。

その他、困ったことや分からない点があった場合

TransferWiseを使う中で、分からない点が出てくるかもしれません。

イギリスの会社ですが、日本法人もあるのでこちらのページから日本語でサポートをしてもらえます。

【Transferwise (トランスファーワイズ) の評判と使い方】まとめ

今回の内容を簡単にまとめます。

  • TransferWiseは実際のお金は移動させずに海外送金ができる仕組み
  • 安全性は国に担保されていて、万が一のときには資金が戻ってくる
  • 手数料が安くかつ速いので、留学・駐在の方のお金の移動におすすめ
  • 為替相場をみんなのFxなどでチェックして有利なタイミングで交換するとよりオトク

Transferwiseを使えば、もう海外送金で悩む必要はありません。

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