初めてのブログ記事のコツ 【ブログはマラソン、まずは10記事】
ブログを始め、最初の記事をどうすればいいのか分からない
ブログ初心者がすぐできるコツは?
いきなり100記事とか無理
10記事くらいかけば、どれくらいアクセスがあるの?
10記事達成したら次はどうしよう?
この記事を書いているボクは、今ではブログから安定した収益が得られるようになりました。
副業としてブログを始めてみても、なかなか思うように書けないもの。ネットでは「まず100記事」とか言われますが、全くの初心者にとってそれはハードルが高いでしょう。
今回の記事では、ブログを始めたばかりを対象に、まずは10記事を目指す上でのポイントと、10記事達成時点でのリアルな成果をお伝えします。
それではどうぞご覧ください。
タップできる目次
残念ながら、ブログは短期間では成功しない
ブログはマラソン
ブログを始めるという決心をしたというのは、とても大きな前進です。
ボク自身も2008年ころから (当サイトではない他の) ブログをやっていますが、最初のうちはほとんど成果にならなかったものの、今では生活に困らない収入がブログから入っています。
ほんの少しだけ早く始めた立場から、これから始める方に最初に伝えたいメッセージは、ブログは短期的に稼げるビジネスではなく長期的に稼げるビジネスであることです。
最初の6カ月は無報酬・アクセスほぼ0かもしれませんが、1年後の景色を考えれば続ける価値は大いにあります。
例えば、ある程度の質で300ほどの記事があるブログを作ってしまえば、少なく見積もっても月1万、通常だと月10万くらいは自動的に入ってくるようになります。
下限の月1万円でも、勝手に年間12万円もはいってくるのは大きいですね。
起業・副業ブログの始め方 【完全保存版】という記事にも書きましたが、ブログは長期戦、ブログはマラソンなのです。
初めてのブログ記事を書くたった3つのコツ
さあ、いよいよ執筆です。
とはいえ、ブログ初心者がいきなり質の高い記事が書けるわけもありません。
世の中には「ブログは〇〇文字以上書きましょう」とかいうブログ論がいろいろありますが、あんなの全部無視してもらってOKです。
無理して作った長文記事は、書くのも苦痛ですが、読むのも苦痛です。
そもそも「質の高い記事」かどうかを決めるのは、いうまでもなく読者です。
読んでもらう前から悩んでも仕方がないのです。
最初は文字数も気にせず、質も気にせず、自分の好きなように書けばいいのです。
一番大事なのは、「今の全力でブログ記事を執筆すること」、これだけです。
そして記事を書き続ける中で必ずスキルアップし、さらに質の高い記事を書けるようになります。
ただ、もし余力があれば、次の3点をちょっとだけ意識して書くとより「読んでもらえる」記事になります。
- タイトルにキーワードを複数入れる
- ブログのネタ帳をつくる
- 自分の経験・体験談を書く
それぞれ順番に解説しますね。
タイトルにキーワードを複数入れる
今はTwitterなどのSNSもいろいろありますが、ほとんどの人は検索して目的の情報が書かれたページにアクセスしています。
そのため、「検索されそうなキーワード」をタイトルに入れることが大事です。
例えば「読書」についての記事で、最近読んだ「独学大全」という本の「感想」をメインに書くとしましょう。
この場合は、「読書」「独学大全」「感想」などがキーワードです。
これらを使って「読書の秋におすすめ:独学大全の感想」などとするのです。
タイトルを見るだけで、何について書かれているのか人目で分かりますね。
これが「ボクが最近読んだ本」だと、ピントがぼけてしまいます。
「ボク」って誰?、「最近」っていつ?などツッコミどころが満載で、かつどんな本を読んだのか、このタイトルからは分かりません。
こういうタイトルでアクセスを集めることができる人もいますが、それは上級者の為せる技です。
初心者は、キーワードを (複数) タイトルに入れる、これだけでも意識すると大きく違います。
自分の記事タイトルを見るだけで、内容がなんとなく想像できること、これが理想的なタイトルです。
ブログのネタ帳をつくる
「10記事くらい余裕」という方いいのですが、ボクはブログ初心者の頃に記事を書こうとしても思っていた以上に手が進みませんでした。
世の中には毎日1記事書こうという人もいますが、それは当時のボクには無理な話で、継続することは本当に大変だと痛感しました。
ブログの記事を書くというのは簡単ですが、そんなにアウトプットするだけの蓄積が、そもそもあるのかと不安に思う方もいると思います。
ブログを書くとき、いきなりパソコンの前に座って画面に向き合って書きはじめるのは想像以上に難しいです。
どれだけの記事をかけそうかを考えるため、タイトル案、記事概要をまとめたブログのネタ帳をつくるといいでしょう。
ネタ帳といっても、必ずしも紙のメモ帳を使う必要はありません。
例えばボクの場合、無料で使えるGoogleスプレッドシートをネタ帳として使っています。
このネタ帳をつくることで、普段から「これは記事を書けそうなネタだな」という感じで情報のアンテナが敏感になります。
電車やバス、テレビの広告、読んだ本など、ブログのネタになりそうなことはいろいろ身の回りに溢れています。
そうしたことをキャッチするためにも、ブログのネタ帳の作成をおすすめします。
自分の体験談を書く
ブログのテーマは決めても、そこから最初の記事を書き始めるまでは、意外に難しいことです。
起業・副業ブログの始め方 【完全保存版】にも書いている通りなのですが、多くの人がブログに求めているのは有益な情報です。
決して、芸人さんのようなエンターテイメント性に富む文章ではありません。
有益な情報というとハードルが上がってしまいますが、これは自分の経験・体験を書けばOKです。
自身の体験は、他の人には知り得ないことであり、唯一無二の有益な情報です。
これまでの人生でさまざまな苦労や挫折を乗り越えた話でも、ブログのテーマを全然知らない方に向けたちょっとしたお役立ち記事でも構いません。
どんなテーマもそうですが、世の中の大半の人はそのことについて初心者です。
「自分よりももっと詳しい人がいるから」というような謙遜は不要です。
上級者よりも、圧倒的に大多数のは初心者なのですから、遠慮せずに情報を発信しましょう。
勝手が全くわからない1記事目だからこそ、よく知っている経験・体験ベースの記事がいいと思います。
読み手にとってはリアルで説得力があり、書き手にとっては体験談が一番書きやすい記事です。
自分では当たり前であっても、案外それは当たり前ではありません。
そういったことを書いていけば、最初の10記事は全く問題なくクリアできるはずです。
ブログ10記事到達時点でのPV(アクセス数)を公開
苦労して10記事も書けば、少しはPV (アクセス数) も増えて、と初心者は思いがちですが、先に残酷な現実をお伝えしなければいけません。
当サイトのアクセス数公開
例えば当サイトbizlogの場合、実はこの記事が11記事目なのですが、これまでの10記事のアクセス数は0 ~ 10 PV/日で推移しています。
単純計算ですが、月に 0 ~ 300 PV程度でしょう。
広告はこれまで貼っていませんでしたので当たり前ですが、広告をつけていたとしてもこれでは1円も収益が発生しません。
これはbizlogだけではありません。
ボクは別のブログも持っていますが、今は大きくなったこのサイトでも最初の10記事で稼いだのは53 PVにとどまります。
10記事書いても、収益の目安は月0円です。
アクセスがゼロの理由を簡単に解説する
ブログ初心者の方向けに、なぜアクセスがないのかを簡単に例えてお話します。
ブログの立ち上げは、人通りの少ない裏路裏に出店しているようなものだとお考えください。
人を集めるには、良い立地に出店したいというのはみんなが思うことですが、ブログ開設初期はGoogleがそうしてくれないのです。
全くの新参者を、多くの人の目に晒す訳にいかない、ということです。
まずは誰もいない裏路裏で頑張って地道にブログのクオリティを継続的に上げることで、「意外に頑張ってるから、田舎の商店街に出店させてやるか」という感じでGoogleからの評価が上がるのです。
もうちょっというと、このGoogleからの評価のことをドメインパワーといいます。
ブログを運営する上では絶対に知らなくてはいけない重要用語です。
「田舎の商店街」でも頑張ることで、「都会の商店街」「大都会の商店街」と徐々にレベルが上がり、それによってより上位に表示されやすくなってアクセスが増えるという仕組みになっています。
また、純粋にブログの記事が増えると、検索キーワードに引っかかりやすくなるという効果もあります。
ライバルブログは本気で1年以上やっているところばかりです。
ブログ歴1ヶ月では、まだまだ勝負になりません。
今はアクセス数を気にせず、力をためるときです。
祝・ブログ10記事: まずは自分を褒めよう
ブログ10記事を達成したら、まずは自分を褒めましょう!
大人になれば、多くの人はやったことのないことを尻込みしがちですが、
- ブログを始めるという決心をした
- レンタルサーバー、WordPressインストールなど初めての経験をクリアした
- 悩みながらも最初の10記事をアップした
といった初めてだらけのことをクリアできたのです。
ブログを始めても、10記事も続かない人の方も大勢います。
そんな難しい課題を突破でき、まずはお祝いしましょう。
また同時に、短い記事でも「生み出す」ことの大変さも体感できたと思います。
多くの方は、YouTubeの動画でもなんでもそうですが、「消費者」のままです。
「生産者」サイドにもならないと、副収入を得ることはいつまでたってもできません。
ブログ10記事達成後にとりくむこと
広告をブログに導入する
最初の10記事が書けたら、一応暫定的にブログの形になったので、広告も導入していきましょう。
Googleアドセンスは、Google側が自動的に広告を配信してくれるのでほとんど手間がかからず、ぜひとも導入したい広告の1つです。
また、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダー)という、「自社商品の広告を載せてほしい企業」とブログをつなぐサービスにも登録しましょう。
メールアドレスを入力する必要はありますが、無料で登録できます。
いろいろなASPがあるものの、必ず登録した方がよいのが次の2つです。
A8.netは最も利用者が多いASPであり、豊富な広告が用意されています。
稼いでいる方だと、月に1000万というとんでもない金額を受け取っているようです。
もしもアフィリエイトは、あのAmazonと簡単に提携できるという点で必ず登録すべきASPです。
Amazonの圧倒的ブランド力があるので、商品もわりと簡単に買ってもらえます。
WordPressテーマとアクセス解析を設定する
世の中にさまざまなブログサービスがありますが、ブログで収益を得たいという方は、起業・副業ブログの始め方 【完全保存版】でもまとめたのですが、WordPress + 独自ドメインの1択です。
デザインでテーマを選ばない
WordPressはテーマを設定することで自由にデザインなどを変更できるためか、初心者の中にはテーマをデザインで選ぶ方が少なくありません。
断言しますが、WordPressのテーマはデザインで選んではいけません。
詳細は副業ブログにおすすめのWordPressテーマ5選 【有料・無料の違いも解説】の通りなので割愛しますが、SEOに強い (検索エンジン向けの対策がきちんとできている) テーマを選ぶべきです。
あとでテーマを変更すると、検索順位が大きく落ちる場合もありますので、心当たりのある方はこのタイミングでSEOに強いテーマに変更しておきましょう。
アクセス解析ツールを導入する
それともう1つ、アクセス解析に必須のGoogleアナリティクスを導入することです。
もうすでに導入しているという方も多いと思いますが、これがないと自分の努力が正しい方向7日どうかが分からなくなってしまいます。
手続きはすぐ終わりますので、まだの方はこのタイミングで入れておくといいでしょう。
次の目標は30記事
10記事到達して最初のお祝いが終わったら、さっそく記事をさらに積み重ねていきましょう。
ポイントは、
- アクセス数と報酬は一切見ない
- 30記事まではひたすら書いて練習
です。
それぞれ補足します。
アクセス数と報酬は一切見ない
冒頭でブログはマラソンという話をしました。
だからこそ、継続が大事なのです。
アクセス数や報酬を見ても、ほとんどゼロの日が続くでしょう。
こんなに頑張っても報われないと、どうしてもモチベーションが落ちてきてしまいます。
この問題を解決する最もシンプルな方法は、しばらくアクセス数・報酬を一切見ないことです。
たんたんと書きつづけていれば、少しずつ少しずつファンが現れます。
30記事まではひたすら書いて練習
仕事でもそうだと思いますが、本を読んでインプットをしても、アウトプットが足りなければできるようにはなりませんね。
ブログ記事執筆も同じです。
とにかく試行錯誤しながら記事を書いて練習した方が、圧倒的に早く練習した方が成長できます。
記事執筆は最良のアウトプットなのです。
過去に書いた記事の修正はいつでもできるので、次は30記事到達を目指して書き続けましょう。
ボクの体感では、0→10に比べれば、10→30の方があまり抵抗なく書くことができます。
最初の10記事をクリアしたということは、確実に力がついているということなのです。
一歩一歩、階段を上がっていきましょう。
まとめ
最後に、今回の内容をまとめます。
- タイトルにキーワードを入れれば、後は自由に書いてOK。
- 10記事書いても、残念ながらアクセスはほとんどない
- 継続していれば、必ずアクセス数は集まってくる
- 10記事到達後は広告を入れ、次に30記事を目指す
- ブログはマラソン、今は大事な下積み期間。長期的な視点が大事
人気ブログも最初はみんな0 PVからのスタートです。
ブログはマラソンをコンセプトに、短期的な結果に一喜一憂せずにコツコツ歩み始めましょう。