プログラミングは何から始めればいい? 【初心者向けの体験談】

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この記事で解決できるお悩み

プログラミングの勉強は何からやればいいの?
プログラミングの初心者が効率良く勉強するには?
実際に初心者レベルからプログラミングを身につけた人の体験談はない?
プログラミングを勉強した後に何から作ればいい?

この記事を書いているボクは、全くの未経験から試行錯誤してプログラミングスキルを身につけ、今ではプログラミングで副収入を得ています。

プログラミングを勉強しようにも、何から学べばいか分かりにくいですよね。そもそも用語が難く、またネット上に出てくる記事は自分の教材を宣伝するものも多くあってあまり信用できないし。

今回の記事は、これからプログラミングを勉強し始めようという方に向けた、プログラミングの始め方ガイドです。実際の体験をもとに、今ボクがもう1度ゼロから学び始めるなら、という情報をまとめました

これを読んで効率よくプログラミングスキルを身につけ、仕事効率化や収入アップにつなげていきましょう。

それではどうぞご覧ください。

プログラミングは何から始める? 【正しい手順】

プログラミングは何から始める?
プログラミングをこれから始めるのであれば、まずはその正しい学習順番を知っておくといいしょう。

  • プログラミングを学ぶメリットを知り目的をはっきりさせる
  • 学ぶプログラミング言語を決める
  • いろいろな学習方法を知る
  • 自分にとって効率のよい方法で学ぶ
  • 学んだ結果をアウトプットする

この通りです。

後ほど詳しく紹介しますが、入門者にとってプログラミング学習はとても挫折しやすいものです。

そのため、プログラミングを学ぶとどんなメリットがあり、自分の目的を達成するにはどんなプログラミング言語を使うとよいのかを決めるのが先決です。

この記事では、この手順に沿って上から説明していきます。

プログラミング学習はメリットと目的の明確化から

プログラミング学習はメリットと目的の明確化から

プログラミングを覚えるメリットを理解する

プログラミング初心者の方は、まずプログラミング学習のメリットを知りモチベーションを高めるのが有効です。

  • 論理的な思考を養える
  • 今の仕事を高速・自動化できる
  • 高収入を狙える
  • 時間・場所に縛られない働き方ができる
  • 起業・独立がしやすい

こういったものが主なメリットです。

仕事を高速・自動化することで、業務を効率化できますし、寝ている間に仕事をしてもらうことができます。

この記事でも紹介しますが、プログラミングスキルがあれば好きな時間に在宅で副業ができ、月数万~数十万円程度の副収入につながります。また、いつでもスキルを持って転職することもできます。

詳しくはプログラミングで何ができる? メリット5つとともに解説【超入門】をご覧ください。

目的をはっきりさせる

どうしてプログラミングを学ぶのか、その目的をはっきりさせることも大事です。

どんな夢があるから、プログラミングを学びたいのでしょうか?
たとえば…

  • アプリやゲームを作りたい
  • Webクリエイターになりたい
  • AIやVR、IoTに関わりたい
  • ロボットやドローンを作りたい
  • 科学技術・宇宙産業を進展させたい
  • 世界レベルのIT企業に入りたい
  • フリーランスの働き方が魅力的
  • 副業をして安定した収入を得たい
  • 起業したい

どれも素敵な夢ですね。

プログラミングの習得には、めげずに学ぶ姿勢を保つことが必要であり、そのためには自分の夢を最初にはっきりさせて時々見返すことが大切です。

プログラミング言語は何から?

プログラミング言語は何から?
プログラミングには様々な「言語」があり、それぞれの強みは大きく違います。
自分に適したプログラミング言語を選ぶのが大切ですが、特に初心者の方はどれを学ぶべきかよく分からない方も少なくないでしょう。

プログラミング言語の選び方は、大きく2つあります。

  • 需要のある言語を選ぶ
  • やりたいことができるプログラミング言語を選ぶ

それぞれ解説します。

需要のある言語を選ぶ

まず1つ目の方法は、需要のある言語を選ぶ方法です。

現時点では「〇〇を作りたい」という具体的な目標はないものの、

  • 稼ぐ力を身につけたい
  • 会社に頼らずに生きる力を身につけたい

といった方に向いています。

JavaやPHP、RubyやPythonが最も需要が高い言語です。

また、Go言語というあのGoogleが2009年に開発した言語では、急速に求人が増えつつあるのにまだ扱える人が少ないので、結果的に非常に高い年収が設定されています。

特に作りたいものがなければ、このあたりのメジャーどころを選ぶといいでしょう。

作りたいものから選ぶ

作りたいものがあるなら、それを実現するのに有利な言語を選ぶと有利です。

例えば

  • ゲーム開発:Unity, C#, C++
  • Webサイト・ブログ:HTML, CSS, JavaScript, PHP, Ruby
  • スマホアプリ開発: Java, Kotlin, Swift, Python
  • AI/ロボット: Python / C, C++, Java
  • 産業システム: C, C++, Java, Go
  • 科学計算: Python, R, Julia, Matlab

といったところです。

一度どれかを身につければ、他のプログラミング言語は後からでも学べます。
細かい構文はもちろん違いますが、大まかな「プログラミング的思考法」はどれもほとんど同じだからです。

だからこそ、とにかくまずは一歩を踏み出すことが大事です。

捕捉:プログラミング学習のパソコン

初心者の頃に疑問に思っていたこととして、「今使っているパソコンでプログラミングが学習できるのか?」というものがあります。

結論から言えば、最近のほとんどのパソコンは問題なく使えるので新たに買い直す必要はありません。

一応の選定基準として

  • 持ち運びができるノートパソコン
  • メモリが8GB以上ある

をクリアしていればOKです。

WindowsだろうがMacだろうがどちらでもOKです

IT業界で (本業として) 働きたい場合は、LinuxというフリーのOSに精通する必要があります。Linuxと操作が似ているのは圧倒的にMacなので、将来への投資だと思ってMacbookを早いうちから使うといいでしょう。

プログラミング学習には、その言語の「環境構築」と呼ばれる作業が必要です。

具体的な方法は、プログラミング言語によっても違うので、学習を始めた後に用意すればOKです。

最近では、自分のパソコンではなくネット上 (クラウド上) で環境を構築できるCloud9というサービスをAmazonが提供しています。

これを使えば、初学者でもかんたんにプログラミング環境をつくることができます。

プログラミングは何から勉強?

プログラミングは何から勉強?
勉強法は人それぞれ向き・不向きがあるので、ここではまず「どんな方法があるのか」をリストアップし、次に実体験をもとにした初学者向けの効率のいい勉強法を紹介します。

まずプログラミングの勉強法ですが、

  • 無料サイトを使う
  • 入門書を読む
  • スクールでプロに学ぶ

の3つがあります (ボクはこの3つ全て経験があります)。

それぞれ捕捉します。

無料サイトを使う

便利な時代になり、ググればさまざまな情報にアクセスできるようになっています。

無料で利用できるプログラミング学習サイト

無料で利用できるプログラミング学習サイトは駆け出しプログラマーの心強い味方です。

初心者向け & 日本語で学べるサイトとしては、

が有名です。

ただ、無料で学習できるのは超基礎的な内容だけであり、もうちょっと学習したい場合には有料会員へのアップグレードを考える必要が出てきます。

無料で利用できるコード共有サイト

プログラミングの知識や実際のコードを共有するサイトもあり、無料で学習できます。

  • Stack Over Flow: プログラミングのQ&Aサイト
  • Qiita: プログラミングに関する情報共有サイト
  • Github: プログラミングコード共有サイト (英語)

ただ、これらは初心者だけでなくベテランも利用しています。
必ずしも初心者向けの内容だけではないことに注意が必要です。

ネットの限界は知識が断片的になること

ネット上の無料サイトはとても重宝しますが、どうしてもそのテーマに関する断片的な情報になってしまいます

より俯瞰した知識・技術を手に入れたいのであれば、やはりある程度は勉強 (本など) に投資をする必要があります。

入門書を読む

一番最初に思いつくのは、書店に売っている入門書を読む、ということでしょう。

いろいろな本がありますが、正直なところ入門書に限れば内容はどの本でも大差ありません。

ただ、

  • 自分にとって読みやすい本 (なるべく薄め)
  • コードがダウンロード可能

なものを選ぶといいでしょう。

業界では「写経」と呼ばれているのですが紙に書かれたコードを手打ちして自分で動かすのはとてもいい訓練です。

しかし初学者の間はいろいろエラーが多く出てしまうもの。そういったときに、完成済みコードがダウンロードできるならならばどこが間違いなのか分かりやすくなります。

スクールでプロに学ぶ

何事もそうだと思いますが、初心者が独学で学ぶよりも、すでにその分野で仕事をしている人から学ぶのが最短コースです。

例えば、あるレベルまで独学だと200時間で到達できるとした場合、プログラミングスクールだと半分の100時間弱しかかかりません。

浮いた100時間で時給1000円の仕事をすれば、10万円になります。

この記事の最後に紹介しますが、プログラミングスキルを持つ人が在宅でできる仕事を見つけるのはとても簡単で、実際にはもっと多くの収益を出すことができます。

プログラミングスクールは費用もかかりますが、短縮できる時間を考えれば魅力的な選択肢です。

といったオンラインスクールもあるので、大都市に住んでいなくてもプロに学ぶことができます。

プログラミングの効率のいい勉強【経験談】

201111 5

プログラミング学習は挫折率が高い

プログラミング学習は途中で挫折する人がとても多いです。

8割以上の学習者が挫折を経験しているというデータもありますし、ボクも何度も挫折しました。

少しの間違いでエラーが出て全然進まないこともありますし、そのエラーを見ても初心者にはなかなか理解できないのです。

独学でプログラムを学ぶことは不可能ではないものの、不明点の解決・間違いの修正に膨大な時間がかかりがちです。

初心者から実用レベルまでプログラミングスキルを身につけた僕の方法

ボクは最初ちょっと無料サイトで勉強した後、入門書を何冊か購入しました。

しかしなかなか前に進まず、さらに本業 (研修医、24時間、時間に関係なく患者さんのもとに駆けつける見習い医師) も忙しく、思うように勉強時間が確保できない & 確保しても進まないで完全に挫折しました。

それでプログラミングスクールTechAcademyにオンラインで通うことにしたのです。

ボクが何日も調べても分からないことを、プロに聞くと5分もかからずに解決してもらい、また定期的に進捗を報告・相談する機会があるのでそれを目標に勉強をすすめる事ができました。

プログラミング終了後に挫折した本を見てみると、こんなに簡単なことに長い時間をかけて苦悩していたのかと呆れました。
さらにレベルの高い本も、プログラミングのベースが身についていれば後は自習可能

まとめると

  • 本で独学は時間がない社会人にはほぼ無理、学生でも周りに詳しい人がいないと難しい
  • プログラミングスクール→本の順番が正解
  • スクールの費用はいくらでも回収できる (後述)

です。

特に最近は就職保証がセットになったプログラミングスクールもあるので、就職・転職目的に学びたい方はプログラミングスクール終了後そのままエンジニア就職/転職できます。

  • TechAcademy Pro: 未経験から12週でエンジニア転職保証
  • DMM Web Camp Pro: 転職保証付き, 教育訓練給付金制度によるキャッシュバックあり
  • GEEK JOB: 転職目的の20代は完全無料

捕捉:プログラミング初心者がやってはいけないこと

効率的に学習をする上で、「やってはいけないこと」も2つ紹介します。

  • 丸暗記してはいけない
  • インプットばかりしてはいけない

文字の通りなのですが、簡単に捕捉します。

丸暗記してはいけない

真面目な方に多いのは、テキストの内容を暗記しようとすること。

筆記試験があるわけではないので、これは非効率です。

分からないことはその都度Googleで検索すれば分かること。

初心者は1つ1つのコードを丸暗記するよりも、どんどん前に進んでプログラミングの「理解」「考え方」を深める方がずっと効率的です。

インプットばかりしてはいけない

何かを勉強したら、それを自分で考えて使った時にはじめて知識として定着します。

テキストを一通りやり終わった時にプログラミングを理解したと勘違いしがちですが、自分で課題を設定してプログラミングし、学んだ知識を使ったアウトプットを必ず行いましょう。

この過程で、漠然としていた内容が一連の流れとして理解できるようになります。

プログラミング何からつくる?

プログラミング何からつくる?
具体的なアウトプットの方法としては、ポートフォリオ作成や実際に簡単な仕事をしてみるといいでしょう。

ポートフォリオをつくる

初心者の方がまず目指すべきなのは、ポートフォリオをつくることです。

「ポートフォリオ」は、直訳すれば「書類入れ」という意味ですが、自分の「書類」を1つにまとめた作品集のことです。

ポートフォリオは、自分の実績・能力を他人に評価してもらうために必要で、Webプログラミングミングを学んだなら簡単なWebサイト、アプリ開発を学んだのなら簡単なアプリをつくるということです。

最初のうちは、「すごい」作品は作れなくて当たり前です。
レベル0 (ポートフォリオ無し)よりはレベル1(ポートフォリオ有り) の方がずっと高く評価されるので、簡単なものにチャレンジしてみてください。

ちょっとした仕事をしてみる

ちょっとしたお金をもらって簡単な仕事をし、それを実績にすることもできます。

例えば3ページからなるWebサイト作成で10万円弱ほどの求人はゴロゴロあり、そのクラスは初心者から初めてもプログラミングスクールを終える頃には問題なく作れるようになっていますし、お金をもらいながら実績作りができます。

仕事を受注するのも結構簡単で、

といったサイトに登録してクリック1つで簡単に応募できます。

【プログラミングは何から始めればいい?】まとめ

今回の内容を簡単にまとめます。

  • プログラミング学習の第一歩は目的を明確にすること
  • 大きく、無料サイト・本・スクールの3つの学び方がある
  • 忙しい社会人には独学はほぼ不可能、プログラミングスクールを使うべき
  • スクールの費用はかかるが、自分の時給x削減できる時間を考えれば割安
  • プログラミングスクールは無料体験もできる
  • 学んだ後はアウトプットを忘れずに

プログラミングを身につければ一生の資産になります。将来の自分に、今から自己投資していきましょう。

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