Python初心者向け学習本5選【プログラミング入門2021年版】

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この記事で解決できるお悩み

Python入門書はどうやって選べばいい?
年最新版のPython初心者向けおすすめ本は?
Python入門書を初心者が学習する上で注意点は?
無事に入門書を終えた後にさらにステップアップする方法は?

bizlog-master
bizlog編集長

この記事を書いているボクは、社会人になってからPythonを習得し、創薬に関する人工知能の分野で特許を取得して、現在では何もしていなくても特許収入が入るようになりました。

スキルアップのためにPythonを勉強しようとしても、本屋さんにはたくさんの本が山積みになっていて、どれがいいのか分からないですよね。

今回の記事は、Python初心者の方を対象に、本当にゼロからもう一度Pythonを学ぶなら、という視点でオススメできる入門書や学習方法を紹介します。いわばPythonの始め方ガイドです。

これを読んで行動することで、Python学習において最もつまづきやすい一番最初をスムーズに乗り越えることができます。

それではどうぞご覧ください。

Python入門書の選び方

Python入門書の選び方
※お急ぎの方は、次のセクション「Python初心者向けおすすめ学習本5選」にジャンプできます。

Python入門書の選び方

自分にあうPython入門書を選ぶコツは

  • 自分が読みやすいものを選ぶ
  • 系統が違う本を2冊用意する
  • オンライン上の書籍レビューを見る

です。簡単に補足しますね。

その①:自分が読みやすいものを選ぶ

特に入門書の場合に当てはまるのですが、できれば書店で実際に手に取り、ページレイアウトやイラスト・配色などを確認して文章が読みやすいものを選びます。

「入門書」とタイトルに書いてあっても専門用語や表現が難しすぎると思ったものは、現時点ではまだレベルが高く独学でやり通すのは困難でしょう。

その②:系統が違う本を2冊用意する

初心者向けの本においては、文法の基本はすべての本で解説されています。

もちろんどの入門書からでもPythonを学び始めることができますが、超初心者向け書籍と少しだけ詳しいリファレンス系書籍という少し異なる2冊の入門書を用意するのがベターです。

超初心者向けの本だけだと、とても分かりやすい反面、書かれている項目は一部分だけになりがちです。
もうちょっと詳しい入門書だと、プログラミングそのものが初めての方には少し難易度が高く感じがちです。

そこでこの記事では、これら2冊を「1冊目の本」「2冊目の本」として別々に紹介します。

他の言語でプログラミング経験がある方は、「2冊目の本」からでOKです。

その③:オンライン上の書籍レビューを見る

Amazonなどオンライン書店では、その本に関するレビューを見ることができます。

あくまで参考意見であり上の2つよりは優先順位が大きく下がりますが、その方で勉強した方々はどんな意見を持っているのかを調査することでより良い入門書選びに役立つでしょう。

レビューはその方の学習レベルにより難易度の感じ方が変わってくるので、鵜呑みにしすぎないように注意です。

Python初心者向けおすすめ学習本5選

Python初心者向けおすすめ学習本5つ
※お急ぎの方は、次のセクション「Python初心者向け学習本の学び方と学んだ後」にジャンプできます。

1冊目にオススメの本3選

1冊目の超入門書を選ぶいちばん大事な基準は、「途中で諦めずに最後までできそうか」という視点です。

優れた本はいくつかありますが、あえて3つに絞るなら

の中から選ぶといいです。

それぞれ解説します。

Python 1年生 体験してわかる!会話でまなべる!プログラミングのしくみ

Python初心者に圧倒的な人気を誇る定評のある超入門書です。

プログラミングってちょっと固いイメージがありますよね。

この本ではキャラクターが対話形式でPythonを解説していくスタイルなので、そのイメージをかなり柔らかく表現してくれます。

抽象的で分かりにくくなりがちな専門用語についても、噛み砕いて表現している事にも定評があります。

プログラミングに触ったことが無いひとをはじめ、Pythonの入門書として誰でも気軽に手に取ることが出来るおすすめの一冊です。

挫折したくても挫折できないくらい、期待以上のわかりやすさです。

オールカラーでビジュアル重視でありながら、最後にちょっとだけ人工知能の開発体験もできる本です。

いちばんやさしい Python入門教室

Pythonののインストール方法から始まって、基本的な書き方まで、多くて20行程度の短めのコードを中心にまとめた本です。

全体的にカラーが採用されていて、printやforといった定型文には色がついて読みやすいです。

前半はインストールから始まって基礎事項の解説、そして後半は簡単な数当てゲームの作成などを分かりやすい例を題材に解説されています。

オールカラーで超初心者向け、最初の1冊目におすすめできる本です。

スラスラ読める Pythonふりがなプログラミング

スラスラ読める Pythonふりがなプログラミングの最大の特徴は、プログラミングの読み方にすべて「ふりがな」をふる、という独特なアプローチを採用していることです。

プログラミングコードに「ふりがな」を振ることで、そのコードがどのような意味なのかを日本語で書き下しています。

プログラミングそのものが初めてという方の最初の取っ掛かりとして有望です。

2冊目にオススメの本2選

2冊目に選ぶといいのは、ほんの少しステップアップしたPython入門書で、具体的には次の2冊です。

みんなのPython

みんなのPythonは「みんパイ」という愛称で親しまれてきた本です。

今ほどPythonが注目されていなかった2006年に初版がリリースされ、Pythonの普及に最も貢献した本といえます。

入門書として基本事項をしっかり網羅しつつ、データサイエンスや機械学習の概要にも最後の方に触れており、最後は日本の将来の人工を予測するという統計プログラムを実行するところまで到達します。

また、Pythonの関数についてのリファレンスとしても使えるようになっているので、さらにレベルが上っても見返すことができるようになっている良書です。

ゼロからやさしくはじめるPython入門

ゼロからやさしくはじめるPython入門は、初心者の方にとってはやや難しいプログラムも丁寧にわかりやすい表現で解説しています。

テキスト中の重要な部分はマーカーで色付けされているので、復習する際にも役立ちます。

本の中で作るプログラムは計算ツールや各種ゲームなど何かしらの動くプログラムなので、Pythonでできることを具体的にイメージしやすいです。

タイトルは「ゼロから」ですが、「はじめての1冊」に選ぶには少し難しいかなという感じです。

Python初心者向け学習本の学び方と学んだ後

Python初心者向け学習本の学び方と学んだ後
※お急ぎの方は、最後のセクション「【Python初心者向け学習本5選】まとめ」にジャンプできます。

プログラミング学習本の学び方

ボクが初心者の頃にやっていた勉強法で、効果が高かったと思っているコツは3つあります。

  • 写経する
  • ネットを活用する
  • コードを保存する

その①:写経する

プログラミングを学習で学ぶ時には、特に初心者のうちはコードを実際に自分で手で打って入力・実行することをおすすめします。

業界では、コードを「写経」するといいます。

写経はもちろん時間はかかるのですが、単に読むだけ・コピペしたコードを動かすだけでは分からない細かい注意点を自分の手で入力することで理解することができます。

その②:ネットを活用する

出てくるエラーに対処するスキルも早いうちから身につけておくべきです。

今の時代はインターネットで調べればいろいろな情報が手に入りますが、日本語で読めるプログラミング情報サイト・Q&Aサイトとして、

などがあります。

こういったサイトも使ってエラーを自分で解決できるスキルを少しずつ身につけていくのがおすすめです。

その③:コードを保存する

写経して動いたコードは、後で検索できるような形で保存しておきましょう。

ボクはEvernoteを使っていて、後で簡単に串刺し検索できて便利です。

また、後で再利用することを考えて、このコードに特化した部分と後日も使える部分を色分けしておくと、後で見返す時に見やすいです。
その③:コードを保存する

Python入門書で学んだ後

Pythonについて本で学んだ後は、ぜひ手を動かして実地訓練をするのがいいです。

いろいろありますが、Pythonについてオンラインで演習ができる無料のPyQがオススメです。

年々コースが増えているし、操作性もとても良いです.

また、ボクが実際にお世話になったのはPyQですが他にも

などのツールがあり、好みに応じて選べばいいでしょう。

オンラインで学べるサイトはプログラミング無料学習サイト18選【有料級の充実度】でまとめています。

Python学習時間の目安は200~1000時間【独学の場合】

Pythonの学習にかかる時間の目安ですが、全くのゼロから独学で勉強した場合、

  • 200時間で自分向けの簡単なツールが作れるようになる
  • 1000時間でプログラミング副業や転職にも使えるようになる

というのが1つの目安です。

ただ、この時間のほとんどは自分ひとりでエラーと格闘している時間です。
忙しい社会人にとって、エラーと格闘する時間はあまり生産性がない時間ですね。

なのでボクは、(本も使いつつ) オンラインプログラミングスクールTechAcademyに通いました。

メンター (先生) に直接相談でき、自分では3日悩んでいたエラーがメンターに5分で解決してもらったこともあります。

忙しい社会人にとって、お金を投資して時間を買ったほうがリターンは大きいとボクは思っています。

独学で1000時間でも、スクールでは効率よく学べるので500時間もかからず実用レベルに到達します。

浮いた500時間を仮に時給1000円の仕事をしていると考えるなら、浮いた時間には50万円の価値があるということになり、コストは十分もとが取れます。

特に忙しい社会人こそ、プログラミングスクールも使って効率よく学ぶのがいいでしょう。

プログラミングスクールは無料体験から始めよう【12個解説】

【Python初心者向け学習本5選】まとめ

今回の内容を簡単にまとめます。

  • Python入門書は系統が違うものを2冊用意する
  • 1冊目は挫折できずにやり通せそうなものを選ぶ
  • 初心者のプログラミング学習の基本はコードの写経
  • 作成したコードは後でコピペで使い回せるように検索できる形で保存
  • PyQなどのオンライン演習ツールを有効活用
  • 忙しい社会人こそスクールも併用して効率よく学習するのがおすすめ

Pythonは一生モノのスキルになります。将来に向けて、今、行動し始めましょう。

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